壮大なリアル
先日、映画『ビッグ・リトル・ファーム』理想の暮らしのつくり方 を観てきました
実は私の実家も農家のためこういった農場もののドキュメンタリーには何かと関心があるので公開をとても楽しみにしていました。
まず観た感想は何より映像がキレイかつリアルであること✨
生き物たちの躍動感があまりにも接写されて撮られていたのがものすごく印象的でした。
それに自然や数多く出てくる生き物たちとの『共存』の様子が理想的であり、美しく観えました。
そのような農場をつくることになったきっかけはある飼い犬を飼い始めたことからでしたがそのことが主人公である2人の理想を現実的なものへ向かわせる後押しになるのも個人的にはステキだなと感じました。
たくさんの生き物を飼い、たくさんの作物を作る上では気の遠くなるような管理が必要だと思います。
しかし2人に共感する仲間達にも支えられて少しずつ農場が理想に近付いていく姿は自然と人間の適切な化学反応にすら映りました。
途中、様々なアクシデントに晒され、諦めそうになりながらも師匠の教えを信じ前を向く主人公の姿もまたとてもリアルに感じました。
要所、要所で出てくる
『この映像ってどうやって撮ったんだろう?』
と感じさせる本当に日常の何気ないワンシーンですがとても味のあるカットや動物たちの表情の変化すら伝わってくる映像は純粋に自然の美しさ、厳しさを改めて教えてくれました。
これからの私たちに必要なこと
この映画は農業を営む方々の理想を実現させた映像でどの農家にも出来るかと言われれば正直、絶対に出来ません😅
しかし、生き物全ての循環によってこの世界は成り立っていることを改めて教えてくれる映画だと思いました。
終盤に主人公夫婦の子どもが誕生し、成長し、自然に触れ、生き物たちと戯れる姿が映るのですが
『なんかいいなぁ…』
とシンプルに思ってしまいました笑
まとめ
農業関係の方はもちろんですがこのコロナの時代の閉塞感を感じている全ての方々にぜひ観て頂き、自然の雄大さ、自然との理想の共存とは何か、そしてそれをとりまく人々の暖かさに触れて頂ければ癒しの時間になるのではないでしょうか。
どんなに時代は変わっても私達人間と自然とはしっかり向き合っていかなくてはいけないことは変わらないことだと思います。
人それぞれの理想の暮らしがあると思いますのでそれを見つけるヒントになるかもしれません。
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