就職先の決め方
私が初めて就職活動を始めたのは大学3年生のとき。
高校卒業時は大学進学のため。
そしていよいよ大学卒業を控えたそのタイミングで就職について考えるタイミングが来ました。
恥ずかしながら当時の私は『仕事』自体を何のためにやるのか二十歳そこそこでも分かっていませんでした。
漠然と生きていくため、生活するため程度の認識でした。
事実私の親も安定した仕事について欲しいと常々言っていました。
私はいろんな要素を踏まえて金融機関へ就職することになりましたがやはり何をしたいのかがなく漠然と人の役に立つ仕事がいいなぁくらいでした。
ですので所詮
①お給料
②福利厚生
③世間体
④安定しているか否か
あたりを判断材料にしました。
今となってはその判断もいい経験だったなと思いますが何より勤続中は仕事を楽しめたことが一度もなかったのが本音です。
就職先のイメージ
金融機関というとお堅いイメージやたいそうな仕事をしていてお給料もいい。
そんなイメージないですか?
私はモロにそんなイメージで入社し、仕事をしていました笑
当時の私自身一番大切だと思っていたのは『お客様ファースト』です。
しかし、現実は違いました。
もちろん営業のノルマがあるため会社が推進する商品を売らなければなりません。
ただどうみてもお客様のためにならないと思われる商品も売って来いと言われます。。。
しかしお客様は金融機関のイメージだけで信用して下さり、つたない説明も聞き流すようにして、契約してもいいとまでおっしゃいます。
これって自分がやりたかった仕事なのかな???
お客様のためにならない商品を売って同僚だけが喜んで、全く心が動きませんでした。
本当の本当に役に立つことと『役にたつであろうイメージ』とは全くちがうものなんだ。
これを実体験から学びました。
仕事の本質
私はイメージで就職をし、大事なことを学びました。
それは自分が判断材料としていたもので就職を決めたらダメだったということです。
当時はお給料や福利厚生、世間体等を判断材料にしていました。
しかしiPhone一つで誰もが有益な情報を迅速にかつ大量に入手出来る時代になり様々な価値観に触れてなんとなく『仕事の本質』的なものが見えてきた気がします。
そもそも仕事とは
誰かの役に立つこと
なんです。
就職先を決める時の判断材料のお給料、福利厚生、世間体。
これら全て自分のための情報でした。
自分のための情報がいいか悪いかで就職先を決めていたんです。
それよりも大切なのは誰のどのような役に立つのか。
そして、その誰かの役に立つことで自分が満たされるのか。ということが優先されるべきことであると思いました。
あくまでお給料等は誰かの役に立てた対価にしか過ぎません。
もちろん仕事のやりがいとかは関係なくいいお給料で働ければなんでも良いという価値観であれば自分のための情報で就職先を決めても問題ないでしょう。
しかし仕事においてはよほど割り切れている人でない限りやりがいがなければどこかに不満を持つことになりかねません。
まとめ
学校も親も教えてくれない仕事の本質は
『誰かの役に立つこと』
だと思います。
従って
仕事は大変だー!
と世の大人たちは言いますがそれはつまり
誰かの役に立つことは大変
であるということです。
誰かの役に立ってもお給料が安い仕事もあるだろう!
と思った人いますよね?笑
その答えはまた別のブログで…
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